2024年6月14日
600名超が参加:CBAMに関するJBCEイベントを開催
2024年6月14日、JBCEは、欧州委員会DG TAXUD(税制・関税同盟総局)ユニット長のVicente Hurtado Roa氏の参加を得て、CBAMに関するハイブリッドイベントを開催し、第1回および第2回のCBAM報告演習と今後の見通しについて意見交換を行いました。
本イベントは非常に有益な機会となり、会場およびオンラインの参加者(600名超)は、以下の点を学びました。
- 欧州委員会は、2026年1月1日以降もデフォルト値の使用を認める方針であること
- 移行期間中に収集されるデータは、デフォルト値の策定に不可欠な貢献となること
- CBAMの対象範囲は、2030年までにETS対象製品全体へ段階的に拡大されること
- 第三国の製造事業者が、商業上機微な情報を直接提出できるようにすべきであること。そのため欧州委員会は、当該情報のリストを確定し、登録簿(レジストリ)をそれに合わせて改修する方針であること
- 欧州委員会は、脱炭素化と行政負担の合理化の適切なバランスを図るため、実務的(プラグマティック)なアプローチを志向していること。デミニミス閾値の見直しは、このプロセスに資すること
JBCEは、示唆に富むご講演をいただいたVicente Hurtado Roa氏、開会挨拶を行ったJBCE通商政策委員会委員長の平野泰雄氏および在欧日本政府代表部一等書記官の石井英彦氏、司会を務めたJBCEシニア・ポリシー・マネージャーのMikaela Nilsson、ならびに本イベントの企画・モデレーションを担当したJBCE通商政策マネージャーの木村響に、謝意を表します。
最後に、JBCE会員・非会員を問わず、ご参加いただき議論に加わってくださった皆様に御礼申し上げます。