包装・包装物廃棄物規則(PPWR)における再生材含有率の第三国同等性に関する意見提出
2026年9月15日、JBCEおよび日本の電機・電子4団体(JP4EE)は、包装・包装廃棄物規則(PPWR)に基づく再生材含有率の第三国同等性に関する欧州委員会のコンサルテーションに対し、意見書を提出した。
JBCEおよびJP4EEは、EU市場に流通する再生材含有率の信頼性、トレーサビリティおよび透明性を確保するという欧州委員会の目的を支持している。一方で、PPWRで定められた再生材含有率目標の達成には、EU域内のリサイクル能力の拡大だけでなく、国際的なサプライチェーンを通じて供給される信頼性の高い再生材への継続的なアクセスを維持することも重要である。第三国同等性制度は、高い信頼性を確保しつつ、不必要な貿易障壁や過度な事務負担を生じさせない実務的なものとすべきである。
主な提言
• 成果に基づく同等性評価:第三国同等性は、EU制度との形式的な一致ではなく、実際に達成される成果に基づいて評価されるべきである。評価に当たっては、再生材含有率に関する信頼性の高い情報、適切なトレーサビリティ、および不正防止のための効果的な管理体制が確保されているかを重視すべきであり、EUと同一の手続や第三者認証を求めるべきではない。同等レベルの保証を提供する制度は、その形態が異なっていても認められるべきである。
• 柔軟かつ効率的なコンプライアンス制度:事業者は、既存の記録、認証制度、トレーサビリティシステムおよびその他の信頼できる証拠によって適合性を証明できるようにすべきである。制度は不要な認証、監査および検証の重複を回避するとともに、追加対応が必要な場合には不足している要件のみに対応する「ギャップベース」のアプローチを採用すべきである。
• 国際サプライチェーンと公正競争の確保:要件は実務的で比例的かつ非差別的なものであるべきであり、中小企業を含む幅広い事業者がEU市場に参加できるよう配慮すべきである。コンプライアンス要件は、供給者の所在地や原材料の原産地ではなく、リスクと証拠に基づいて設定されるべきである。国際的な再生材供給網の多様性と安定性を維持することは、PPWRの再生材含有率目標の達成にとって重要である。
詳細については、info@jbce.org までお問い合わせください。