2025年5月13日
欧州議会による使用済車両(End-of-Life Vehicles: ELV)規則案の草案報告書に対する意見提出
JBCEは、2025年5月13日、炭素繊維に焦点を当てた使用済車両(End-of-Life Vehicles: ELV))規則案に関する欧州議会の草案報告書に対して意見書を提出しました。
主な懸念は、根本的に異なるハザードプロファイルを持つにもかかわらず、炭素繊維を重金属(例:鉛、水銀)と並べてリスト化するという決定に関するものです。
したがって、JBCEは以下の点を強調します。
- 炭素繊維は、WHOの定義によれば有害物質として分類されていません。繊維は通常直径が5μm以上になるように設計されており、WHOが定める吸入可能な繊維(3μm未満)の閾値を安全に超えています。自動車および産業用途で主流であるPAN系炭素繊維は、劈開(へきかい)に耐性があり、加工中に吸入可能な破片を生成しません。
- ELV規則案は、化学物質の安全性に関する懸念物質を規制するための適切な法的文書ではありません。なぜなら、健康および環境に対する化学的危険性は、すでにREACH規則の下で対処されているためです。ELV文書の更新は、この法規制の現在および将来の改正の文脈で検討されるべきです。
- ELV文書に化学物質の安全性に関する有害物質のさらなる規定を追加することは、法的不確実性を生み、加盟国における適切な実施に影響を与える第二の法規制層を作り出すことになります。
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