2026年3月17日
経済安全保障に関する第2回ラウンドテーブルを開催
2026年3月17日、JBCEは、経済安全保障をテーマとする継続的なラウンドテーブル・シリーズの第2回非公開会合を開催しました。今回は、産業加速法(IAA)および公共調達指令の改正に焦点を当てました。
「EU法制において存在感を増す『欧州優先』―産業加速法および公共調達指令の改正に焦点を当てて」と題した本会合には、JBCE会員企業、欧州委員会関係者、欧州連合日本政府代表部、EU加盟国の常駐代表部、ならびにEU経済政策を専門とするブリュッセルのシンクタンク、ブリューゲル(Bruegel)が参加しました。チャタムハウス・ルールのもと、率直かつ建設的な意見交換が行われました。
JBCEは、現在意見書を準備している産業加速法(IAA)に盛り込まれた「信頼できるパートナー」アプローチを歓迎しています。このアプローチは、JBCEが掲げる「Made with Common Values」の考え方を反映するものです。
議論の主なポイント
- 予見可能性と法的確実性を確保するため、IAA本文の一層の明確化が不可欠である
- 既存および今後の法令との整合、ならびに加盟国間の整合の双方において、より強い調和が必要である
- IAAおよび改正後の公共調達指令は、日本企業を含む欧州における質の高い投資を促進し、リード市場の形成を後押しする可能性がある
JBCEは、ブリューゲルの「Made with Europe」に関する取り組みをご紹介いただいたAntoine Mathieu Collin氏、貴重な意見をお寄せいただいたすべての参加者、そして議論の進行を務めた欧州政策センターのVarg Lukas Folkman氏に、心より感謝申し上げます。